イベント考ラム(コラム)

設営を通して、日本の伝統文化継承の一端を担う

とあるイベントで「餅つき」の道具の設置依頼がありました。
石臼、杵、蒸し器を用意して設置、当日は子どももおとなも大いに餅つきを楽しんだようです。

餅つきは日本の伝統的な文化としてみなさんよくご存知ですよね。お正月や節句などの祝い事をはじめ、今回のように地域のイベントなどでも行われています。結構人気のようですよ。

調べてみると、餅つきは豊穣を祈る儀式として古くから行われてきた行事で、餅は人々の生命力を高める神聖な食べ物と考えられてきたということです。日本にある「稲作信仰」から稲は神聖なものであり、その稲から採れる米をついて作られる餅は神聖な食べ物とされてきたのです。

また、餅つきはひとりではできないため、みんなで協力して行うことで連帯感を高め喜びを分かち合うという社会的な意義もあるようです。

この日本の伝統文化が連綿と続き、今も子どもたちが餅つきを体験できるのは素晴らしいことですね!


さて、もうひとつ、日本の伝統文化に関わる設営の工夫を披露しましょう。

ある式典で、雅楽を流す場面がありました。生演奏ができればよいのですが現実的ではないので、これまでは地鎮祭や起工式、竣工式などの神事では後方にラジカセを置きCDをセットして雅楽を流していました。しかし今回CDは使用しませんでした。
ではどうやって雅楽を流したのか? みなさん、わかりますか?

答えは、Bluetooth(ブルートゥース)の利用です。必要なときに無線でデータを送信するだけで音楽が流れ出す。小さな受信機を見えないところに置けば、どこからともなく優雅な雅楽が聞こえてくるというわけです。


実際に式典の場では「どこから音楽が流れているの?」と驚かれました。現代のテクノロジーを取り入れて、よりスマートで洗練された空間演出を心がける。そうした工夫が、神事という厳粛な雰囲気づくりをより自然に実現していると思います。

当社の設営が、日本の伝統文化を守り広く伝えていくことを願っております。

令和8年3月 藤原 宣雄


香川高松のイベント運営・企画支援会社ふじイベントサービスが、これまでに手掛けてきた数々のイベントから学んだ経験とノウハウを、代表 藤原 宣雄の目線で語ります。
イベント主催者や、イベントに関わる様々な関係者にとって、何かの参考になれば幸いです。


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