
今年(2022年)の10月21日~23日の3日間にわたり、「第77回天皇賜杯・皇后賜杯全日本ソフトテニス選手権大会」が香川県総合運動公園テニス場で開催されました。
この大会は年に一回開催されるもので、日本全国から選抜された選手がその力を競い合い、その年のソフトテニス ダブルスの日本一を決定します。日本一となった優勝ペアは、翌年のナショナルチームに自動選出されるという、選手にとって大変重要な大会です。
今回、我が社はその大会における設営のすべてを担当させていただきました。
テントは、選手専用、物販用、体調管理用、入場者受付用、報道関係者用、休憩用など合計40張りほどを設営、その他トーナメントボードや看板等の制作・設置を行いました。
お天気にも恵まれ、わたし自身スポーツが好きなこともあって、やりがいのある楽しい仕事でした!
今回は、この大会の設営を通して、あまり一般には知られることのない設営の様子や設営完成時、また大会当日の様子を公開しましょう。テントや設置物は数が多く広範囲に渡るため、そのすべてを掲載することはできませんが、一部を写真とともに紹介しますね。
最初にさまざまな必要機材を運び出す。
テントの設置場所にテントの骨組みを置いていく。
骨組みに布を張ってテントの屋根を形成する。
屋根ができたらテントを立ち上げる(先ほどの写真とは別の場所)。
イス、テーブル、幕など必要なものを必要な場所に置いていく。
幕をきれいに張っていく。
物販用のテント群。これからイスやテーブルを設置し、幕を張って完成させる。
大きなトーナメントボードの設置。
プロの技でトーナメントボードにタイトルをきれいに貼っていく。
地面が斜めのため看板が垂直になるよう工夫して頑丈に設置。
イスも丁寧に拭いて心地よい場づくりを心がける。
選手専用の緑の屋根のテント群。
出番を待つ準備万端のテント群。
物販のテント群。この写真は完成時ではなく、練習日の人の少ない時間帯を見計らって撮ったもの。
※設営場所の様子の写真です。(試合や選手の様子など写真は含まれておりません)
人が絶えない物販テント。
トーナメントボードで試合を確認。
トーナメントボードの斜め向いはうどんを提供するテント。列を作って順番を待っています。うどんは毎回完売したそうですよ。
テニスコートに行く入退場管理テント。
テニスコートに行く入退場管理テントの前に立ち並ぶテント群。諸々の管理や報道関係、休憩等に使用されている。
大会は大盛況のもと無事終了したようです。
我々も大会の終了と同時に素早く撤収し、無事に仕事の全工程を完了しました。
いかがでしたか? テントなどのイベント設営の様子が少しわかったのではないでしょうか。
さて、本設営では、音響(放送)も担当しました。
次回はその音響のお話をしましょう。お楽しみに!
令和5年1月 藤原 宣雄


